自動火災報知設備とは
非常用の設備として「自動火災報知設備」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、具体的にどういったものなのかをご存じの方は少ないと思います。
今回は、自動火災報知設備とは何なのかについて解説していきますので、いざという時のために参考にしてくださいね。
▼自動火災報知設備とは
自動火災報知設備とは、熱や煙を感知することで火災が起きたことを知らせる装置です。
ベルを鳴らして建物内の人々への避難勧告をするのと同時に、防火シャッターの作動や消防署への通報なども行われます。
■4つの機器で構成されている
自動火災報知設備は以下の4つの機器から成り立っています。
・感知器
・受信機
・地区音響装置
・発信機
感知器で火や煙などを感知すると、受信機へと信号が送られます。
すると地区音響装置(非常ベル)が鳴り、各種の非常用設備も同時に稼働するという仕組みです。
つまり自動火災報知設備は、構成するどの装置が欠けても十分な役割を果たしません。
全ての機器を常に万全の状態に保つことが、非常時の人々の安全確保には大切です。
▼まとめ
自動火災報知設備とは、熱や煙を感知することで建物内の人々に火災を知らせ、同時に防火設備の作動や消防署への通報を行う設備です。
自動火災報知設備は「感知器」「受信機」「地区音響装置」「発信機」の4つで構成されています。
どの機器が欠けても十分な役割を果たさないため、日頃からのメンテナンスが非常に重要と言えるでしょう。
『福恵電通株式会社』でも、自動火災報知設備の設計・設置や点検・メンテナンスなどを幅広く行っています。
いざという時に備えて、万全の体制を整えておきましょう。
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