自動火災報知設備の更新にかかる費用はどれくらい?
火災を迅速に知らせ、消火を行うのに欠かせないのが自動火災報知設備です。
しかし、設備を常に良い状態に更新するには費用がかかりますよね。
今回は、自動火災報知設備の更新にかかる費用について解説していきましょう。
■自動火災報知設備の更新にかかる費用
自動火災報知設備の更新費用は、建物の規模によって異なります。
階数の多い建物や床面積が広い建物だと、そのぶん非常ベルや配線の数などが増えるため、費用も多くかかるでしょう。
その上で全体的な平均値を考えると、自動火災報知設備の更新費用はおおむね100~150万円と言われています。
■部分的な更新もできる
自動火災報知設備は、感知器や受信機など複数の機器によって構成されています。
そのため全てを一度に更新するのではなく、部分的な更新も可能です。
例えば受信機だけの更新なら、1台あたり30~70万円程度で更新できるケースが多いでしょう。
ただ、部分的な更新で良いのか全体の刷新が必要なのかは建物によって異なります。
詳しくはメンテナンスを行う業者と相談し、過不足のない更新を行うようにしましょう。
▼まとめ
自動火災報知設備の更新にかかる費用は、全体で100~150万円です。
また、受信機のみの更新など部分的な施工の場合は、もう少し費用がおさえられるでしょう。
どの機器を交換すべきかは、機器の耐用年数やメンテナンスした時の状況によって異なります。
自動火災報知設備は、いざという時に故障なく作動してこそ意味があります。
メンテナンスを行う業者と相談しながら、自動火災報知設備を万全の状態に整えておきましょう。
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