消火器の種別による違いとは?
消火器は種別によってどのような違いがあるのでしょうか。
「種別による違いまでは知らない」という方も多いでしょう。
本記事では、消火器の種別による違いを簡潔に紹介しますのでご確認ください。
▼消火器の種別による違いとは?
消火器は、火災種別・薬剤種別の違いから選ぶ必要があります。
・火災種別……普通火災・油火災・電気火災
・薬剤種別……粉末系消火器・水系消火器・ガス系消火器
それぞれについても見て行きましょう。
■火災種別とはどのようなもの?
火災種別は3種類あり、何が燃えているかによって違います。
・普通火災……木・樹脂・紙などの一般的な素材
・油火災……ガソリン・灯油・てんぷら油などの油類
・電気火災……電気設備類
■薬剤種別での消火器の違いとは?
薬剤種別により消火器には大きな違いがありますので把握しておきましょう。
・粉末系消火器……素早く消火できるが浸透性はなく長時間の使用ができない
・水系消火器……浸透性があって時間をかけて消火できる
・ガス系消火器……ガスであるため電気施設を汚さずに消火できる
普通火災なら粉末消火器・水系消火器は使えるものの、ガス系消火器は使用できないため注意が必要です。
火災の種別や薬剤の特性を理解したうえで、適した消火器を用意しておきましょう。
▼まとめ
消火器の種別は、火災種別と薬剤種別をもとに適切なものを選ぶ必要があります。
何を選んだら良いか分からない時は、消火・防災設備専門の業者へ相談してみるのがおすすめです。
消火器や防災設備についてのご相談は、大阪の『福恵電通株式会社』が承っております。
ご希望の場所にお伺いして防災装置の点検を行うことも可能ですので、ぜひ弊社までお声がけください。
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