水損事故とはどのようなもの?
水損事故とはどのようなものなのでしょうか。
普段はあまり聞く機会のない言葉ですよね。
本記事では水損事故とは何かを分かりやすく解説します。
▼水損事故とは?
水損事故とは、消火作業での水濡れによる二次被害を意味します。
・消火に使用した水が火元周辺や下層階に及んで家財を濡らす
・地震でスプリンクラーの配管がダメージを受けて水漏れが発生する
・スプリンクラーヘッドへの衝撃で予定外の放水が起きる
上記のような状態が水損事故にあたります。
近年は火災での直接的な被害より、水損での二次被害が大きい傾向にあるため注意が必要です。
■水損事故を防ぐ方法とは?
火災時の初期消火による水損事故を防ぐのは難しいでしょう。
しかし、スプリンクラーの破損や誤作動は防げる可能性があります。
日本はスプリンクラー設備の9割が湿式スプリンクラーで、配管には常時水が入った状態です。
そのため、配管の亀裂や破損などがないか定期的に点検・メンテナンスを行うことで水損事故の防止につながります。
また、湿式ではなく真空スプリンクラー設備に入れ替える方法もありますので、専門の設備業者に相談してみましょう。
▼まとめ
消火作業やスプリンクラーでの水濡れによる二次災害を意味するのが「水損事故」です。
水損事故の防止をお考えなら、まずは専門の業者まで相談してみてください。
スプリンクラーなど消火設備についてのご相談は、門真市の『福恵電通株式会社』がお伺いしております。
誤作動や故障が起きないよう、細部までこだわって施工しておりますので、ぜひ弊社までご相談ください。
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