スプリンクラーの設置基準について
スプリンクラーは消防設備としてさまざまな建物に設置されています。
その理由は、消防法によって設置基準が定められているからです。
では、スプリンクラーの設置基準とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
▼スプリンクラーの設置基準とは
スプリンクラーの設置基準とは、どのような建物にスプリンクラーを設置する必要があるのか細かく定めたものです。
これは消防法による決まりのため、設置基準に該当する建物は必ずスプリンクラーを設置しなければなりません。
また、建物の階数や用途・延べ面積によって設置基準が異なるため事前に確認しておくことが大切です。
▼後からスプリンクラーの設置義務が発生するケース
スプリンクラーの設置義務は、建物が完成したときだけに発生するわけではありません。
建物の完成からしばらく経ってから発生するケースもあるため注意しましょう。
■建物の用途を変える
建物の完成当初と用途が変わった場合、スプリンクラーの設置義務が発生することがあります。
後に莫大な費用がかかることもあるため、用途を変更する場合は事前に確認しておきましょう。
■建物を改装する
建物を改装して階数や延べ面積が変わる場合も要注意です。
建物の一部を改装した場合でもスプリンクラーの設置義務が発生する場合があるため、覚えておきましょう。
▼まとめ
スプリンクラーの設置基準は、どのような建物にスプリンクラーを設置する必要があるのか細かく定めたものです。
建物の階数や用途・延べ面積によって設置基準が異なり、後に設置義務が発生するケースもあります。
きちんと確認したうえで、適切なスプリンクラーの設置を行うようにしましょう。
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