排煙設備の種類と違い
排煙設備は「自然排煙」と「機械排煙」の2種類に大別されます。
それぞれ違いがあるので、この記事で解説していきたいと思います。
どの排煙設備を設置しようかお悩みのかたは、ぜひ参考にしてみてください。
▼排煙設備の種類と違い
さっそく自然排煙と機械排煙の違いを確認していきましょう。
■自然排煙
煙が自然に上昇する性質を利用して排煙します。
屋内の天井に近い位置に窓を設置することにより、火災の際に煙を外へ逃がすことができます。
一般的な窓と排煙窓を兼用する場合もあります。
■機械排煙
大型の換気扇のように、機械の力で排煙を促します。
機械排煙では、空気の通り道となるダクトから煙を排出させます。
停電に備えて予備電源の用意が必要ですが、排煙量などを自由にコントロールできるのが強みです。
▼排煙設備の設置コストの違い
自然排煙と機械排煙とでは設置コストも異なります。
自然排煙は窓を設置するだけですが、機械排煙では大掛かりな設備を設置しなければならないのでコストがかかります。
予算や設計上の優先順位などを考慮した上で、どの排煙設備を設置するかを検討する必要があるでしょう。
▼まとめ
煙が自然に上昇する性質を利用して排煙するのが自然排煙です。
機械排煙は、機械や動力を使って煙を排出します。
機械排煙では設備の設置コストがかかるため、しっかりと検討することが必要です。
大阪府門真市の『福恵電通株式会社』では、消防・防災設備の設置や保守点検を行なっております。
アフターサービスにも力を入れておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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